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Boafo Ne Nyame by Star Lovers 1987年、シンガーのK. Aduseiとやがて有名なレコード・プロデューサーとなるFrimpong Mansoは、多くの偉大なハイライフ・ミュージシャンがスターダムへの階段を駆け上がったAccraの音楽スタジオで出会った。その2人は共に、ガ…
Saturday Night - South African Disco Pop Hits - 1981 to 1987 by Cultures of Soul 1980年代のダンス・ミュージックの震源地を考えた時、最初に思い浮かべるのはニューヨーク、デトロイト、シカゴといったあたりだろう。しかし、ボストンのレーベル=Cult…
Kanawa by Nahawa Doumbia Nahawa Doumbiaの音楽家としてのキャリアをこの10年の間2度のリイシューで祝福してきたAwesome Tapes from Africaから、マリのワスールー音楽をけん引する彼女の新譜が登場する。この『Kawana』はDoumbiaの40年間に及ぶ音楽の旅の…
Makgona Tsohle Reggi by Various Artists イギリスのレーベル=Umsakazo Recordsは南アフリカのサウンドを称賛する試みを続けており、このたび、Makgona Tsohle Bandが1970年にリリースした初期のヒット作『Makgona Tsohle Reggi』のリイシューに踏み切った…
Color De Trópico Compiled By El Drágon Criollo & El Palmas by El Palmas Music 南アフリカをディグする博学者=El PalmasとEl Dragón Criolloはこの度、1966年から1978年にかけてベネズエラでリリースされた隠れた楽曲たちを拾い集め、初めてバイナルで…
Lo Bueno Está Aquí by Contento ポップ・カルチャー界の巨人に独自のスピンを加えることは時にとてつもなく恐ろしいことだが、コロンビアのサルサパンク・デュオ=Contentoのプロデューサー=Paulo OlarteとSebastián Hoyosは堂々とそのチャレンジを引き受…
Amapiano Selections by Teno Afrika ジャーナリスト=Jace Claytonが “World Music 2.0” と呼んだもの――「インターネット・カフェや携帯電話機でビートを作り、それをブルートゥースやYouTube、Facebookでシェアするようなキッズたち」――を完璧に体現してい…
Bichos by Raúl Monsalve y los Forajidos ベース・プレイヤーのRaúl Monsalveは長年に渡ってアフロ‐ベネズエラ・コミュニティの音楽を研究しており、伝統楽器の奏法や、彼らの音楽の他の音楽形態とのつながりについて深く理解してきた。ベネズエラのサウン…
Yogo Yogo by Penny Penny 『Yogo Yogo』はPenny Pennyの出世作であり、彼の南アフリカ随一の名士という地位を確立した。1996年に8日間という短さで録音されたこのダンス・レコードは、この国が比較的新しい政治的な自由を謳歌している中で制作された:アパ…
TCHIC TCHIC - French Bossa Nova - 1963/1974 by various ボサノヴァが誕生したのは1958年、創始者のひとりであるブラジル人ギタリスト João Gilberto が ”Chega de Saudade” という楽曲を録音し、リオで広く有名になったのがきっかけである。「ボサ・ノヴ…
Mente by Thiago Nassif ここ10年かそこらの間、Thiago Nassifの音楽はポピュラーとアンダーグラウンド両方を包括し、そこにノイジーで加工されたサウンドとトロピカリアにインスパイアされたバラッドを並列していた。彼の最新作で、Arto Lindsayのプロデュ…
The Dancing Devils of Djibouti by Groupe RTD Ostinato Recordsの創設者Vik Sohonieは、その東アフリカの小さな国の知られざる音楽的遺産に光を当てようと思い、ジブチを旅した。レーベルにとって天啓となった2017年の『Sweet as Broken Dates』でソマリア…
Vodou Alé by Chouk Bwa & The Ångstromers 6人組のミジク・ラシン(ルーツ・ミュージック)バンドのChouk Bwaとダブ・デュオThe Ångstromersによるデビュー作『Vodou Alé』は熱狂的な、38分間の祝祭である。ハイチのヴードゥーにルーツを持つChouk Bwaの…
W by Populous イタリア人の音楽学者であり電子音楽のプロデューサーでもあるAndrea Mangia(アーティスト名はPopulous)は、国際的なエレクトロニック・ミュージック・シーンにおいて、多くの異なるジャンルを横断するような巧みで絶妙なダンス・トラックを…
Siti of Unguja (Romance Revolution On Zanzibar) by Siti Muharam ザンジバルのシンガー・Siti Muharamはタアラブ音楽のレジェンド、Siti Binti Saadのひ孫娘である。「タアラブの母」として知られるSaadは、当時女性が公の場で演奏することが不適切だとさ…
Yene Mircha by Hailu Mergia Hailu Mergiaの音楽を一つの言葉やラベルでくくろうとするのは愚か者のすることである。このエチオピア生まれのマルチ奏者はジャズ、ファンク、そしてエチオピアのポピュラー音楽を融合させたパイオニアとして母国で名声を得た…
ayarecords.bandcamp.com 植民地化と大西洋奴隷貿易によってマリンバがアフリカから中央アメリカに伝わってから何世紀も経つが、それでもマリンバはラテン・アメリカン民俗音楽のなかで必要不可欠な役割を果たしている―主に使用される楽器としてだけではなく…
gqomoh.bandcamp.com 『From Avoca Hills to the World』はゴム(Gqom。南アフリカのエレクトロニック・ミュージックの一種)の勃興を、その主要な提唱者の視点から紐解いている。その人物とは21歳のプロデューサーにしてクルー・Mafia Boyzの一員でもあるCi…