2019-11-01から1ヶ月間の記事一覧
Part 16: 125位〜121位 120. Justin Bieber: “Sorry” (2015) www.youtube.com “Sorry”という曲は実に奇妙な怪物である。Shabba Ranks風のカリビアン・フュージョンのビートの上に、上品に切り取られたポップなメロディを移植することで、SkrillexとBloodPop…
Part 15: 130位〜126位 125. Lykke Li: “I Follow Rivers” (2011) www.youtube.com Lykke Liはかつて、“I Follow Rivers”を書き上げたきっかけとなった圧倒的な欲望を「自然の力」になぞらえた。相手の思惑のなすがままになった末に「声を失ったみたいに」感…
Part 4: 170位〜161位 160. Noname: Room 25 (2018) Nonameはかつて自身の柔らかな音色と落ち着いた調子をさして、「ララバイ・ラップ」であると言い逃れをしたことがある。それは素晴らしいツイートだったが、ララバイは連署に値しなかった。『Room 25』は…
Part 14: 135位〜131位 130. A$AP Rocky: “Peso” (2011) www.youtube.com “I be that pretty motherfucker”。この10年のラップ・ソングの中で、この5つの単語ほどすぐさまアイコニックになったフレーズで幕を開ける曲があっただろうか?“Peso”がブレイクした…
Part 3: 180位〜171位 170. Skee Mask: Compro (2018) 表面上、このBrian MüllerのSkee Maskとしての出世作は、Aphex Twin風に燃え盛るようなドラムパターンをゴージャスなアンビエントと融合させる試みに見える。しかし何度も聞いているうちに、この『Compr…
Part 13: 140位〜136位 135. Robyn: “Honey” (2018) www.youtube.com “Honey”はRobynの楽曲の中でも淫らな部類の一つである。脈打つハウス・ビートにセットされた、午前3時のブーティー・コール。この曲はゆっくりと流れ、ガタガタ鳴るハイハットとストロボ…
7.2 キリスト教信仰はカニエのゴスペル・アルバムにおいて揺らぐことのない焦点である。これはある男の神(そして自分自身)に対する愛についての、豊かにプロデュースされていながらも欠点だらけのアルバムである 1964年、ミシシッピ州ロングデールのある田…