海外音楽評論・論文紹介

音楽に関するレビューや学術論文の和訳、紹介をするブログです。

2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

<Pitchfork Sunday Review和訳>Fiona Apple: When the Pawn...

pitchfork.com 点数:9.4/10評者:Judy Berman フィオナ・アップルのセカンドアルバムには、彼女の魂と感情の深さを物語るダイヤのように研ぎ澄まされたソングライティングが詰まっている フィオナ・アップルが書くことを始めたのは、両親との話し合い…

<Pitchforok Sunday Review和訳>Eve: Let There Be Eve...Ruff Ryders' First Lady

pitchfork.com 点数:8.1/10評者;Wawiya Kamier Eve、1999年のデビュー作。逞しく、意志に満ちたショウケース 1997年、Eveの約束されたキャリアは一人の皮肉屋で、ジャンキーで、髪をブロンドに染めたデトロイト出身の白人少年によって終わり…

<Pitchfork Review和訳>Juice WRLD: Death Race for Love

pitchfork.com 点数:6.8/10筆者:Alphonse Pierre エモ・ラップの旗手が送る、72分にもわたる探求―ドラッグ、失恋、そして失恋につながるドラッグについて www.youtube.com 彼の浮上のスピードはそれを期待させたのだが、Juice WRLDがInterscopeの…

<Pitchfork Sunday Review和訳>David Crosby: If I Could Only Remember My Name

pitchfork.com 点数:8.7/10筆者:Sam Sodomsky デヴィッド・クロスビーのソロ・デビュー作。サイケデリック・フォーク・ロックの霧がかった夢 60年代は過ぎ去り、デヴィッド・クロスビーはボートの上で暮らしていた。レコーディング・スタジオの横…

<Pitchfork Review和訳>Solange: When I Get Home

pitchfork.com 点数:8.4/10 筆者:Anupa Mistry Solangeの4枚目のアルバムは落ち着いた、アンビエントで探究心に満ちた作品。スピリチュアル・ジャズからGucci Maneまでありとあらゆるものを使って、そして類まれなる作曲とプロダクションでSolange…

<Pitchfork Sunday Review和訳>Everything But the Girl: Walking Wounded

点数:9.0/10 筆者:Ruth Saxelby ポップとトリップ・ホップの、そして愛と記憶の交差点。1996年発表の傑作。 「Wrong」のMVの中で、銀色の壁に囲まれたホテルの部屋を歩く多くのTracey Thornたちは、大半がうつむいた姿勢である。彼女たちはヘ…

<Pitchfork Review和訳>Blu / Oh No: A Long Red Hot Los Angeles Summer Night

pitchfork.com 点数:7.3/10 筆者:Mehan Jayasuriya 次々に繰り出されるライム、鮮やかな仕掛け、そしてサンプリング主体のビートがゴールデン・エイジ・LAヒップ・ホップを想起させるこの作品。ついにあの呪いのような作品の続きが登場した。 状況が…